中医協が最先端医療迅速評価制度を了承

2014年12月24日に厚生労働省講堂にて、第288回中央社会保険医療協議会総会が開催され、「先進医療制度の運用について」の議題の下、先進医療に係る最先端医療迅速評価制度が承認されました。先進医療に係る最先端医療迅速評価制度は、2014年10月22日に開かれた第284回中医協総会において、その考え方の了承を得ているもので、具体的な運用方法については2014年11月と12月に開かれた先進医療会議にて検討が行なわれていたものです。同総会で了承された同制度の具体的な運用方法として、手続きの流れや再生医療分科会(仮)および医療機器分科会(仮)などの運用についてが検討されました。

手続きの流れについて

手続きの流れとしては、検討会で提示された新たな技術については、速やかに先進医療会議で対象技術や実施医療機関群などについての適格性の検討を行ない、専門評価体制の評価対象となることが決定し次第、その結果を公表するとしました。また、先進医療の申請を医療機関が行なった場合、専門の分科会(再生医療分科会(仮)および医療機器分科会(仮))が技術的妥当性などの評価を行なった後に先進医療会議に報告するものとしました。尚、この申請から実際に先進医療が実施されるまでの期間には最短でおよそ3ヶ月を要すると考えられています。さらに、先進医療技術審査部会では、先進医療Bとして告示されたものについての、協力医療機関追加・プロトコル変更などの検討も行ないます。

再生医療分科会(仮)および医療機器分科会(仮)の運用について

再生医療分科会(仮)および医療機器分科会(仮)は、先進医療の評価の効率化や迅速化を目的として、先進医療技術審査部会の中の専門評価体制として設置されることとなり、これらの構成員を、先進医療会議および先進医療技術審査部会の構成員と技術委員としました。評価は2名の専門領域担当と1名の実施計画担当、ならびに1名の倫理担当によって行なわれ、先進医療技術審査部会座長がこれをまとめる形で計5名による議論を行ないます。評価困難とされた場合は、その理由を明らかにした上で、先進医療技術審査部会にその後の審議を任せることとします。尚、この仕組みに関しては、先進医療Bの範囲で審査の迅速化を目指したものです。