生化学の水谷社長、代表取締役社長一本に専念

2014年12月16日に生化学工業株式会社は、役員の役職異動について発表し、発表当日の16日に開催された取締役会で今回の異動が決定したことも併せて発表しています。今回の異動では、これまで代表取締役社長と生産本部長を兼任していた水谷建氏が、生産本部長の席を譲り、代表取締役社長の役職一本に専念することとなりました。これに伴い、これまで常務執行役員で生産本部の生産技術部長と総務部長を兼任していた佐倉義幸氏が、生産本部長の役を受け継ぎ、 常務執行役員で生産本部長と生産技術部長を兼任することとなりました。また、佐倉義幸氏がこれまで行なっていた総務部長の役職は、これまで総務部副部長であった鳥居美香子氏が引き継ぐこととなりました。この役職異動は、2015年1月1日付けで実施される予定です。

役職異動発表前に更新された「社長メッセージ」

2014年12月2日には、代表取締役社長水谷建氏からの経営方針「社長メッセージ」が更新されており、2014年4月1日から2014年9月30日の間の今年度の中間期業績の概要や取組みについて述べていました。その中で、2009年からスタートした「生化学工業10年ビジョン」達成に向け、現在このビジョンの第2ステップの中期経営計画の只中であること、このステップ中に今後の成果の芽となるような投資を重点的に行なっていることを述べました。この「生化学工業10年ビジョン」は、国際競争力を持ったグローバルカテゴリーファーマとなるため、糖質科学分野にのみ研究対象を絞って会社を発展させていくものです。この中期経営計画では、投資が重要であり、この中間期にも新生産設備稼働や研究開発費の増加などの投資を十分に行なっており、その反動として利益が減益となっています。水谷建氏は、中期経営計画中は業績的に厳しい状況が続く見通しを立てつつも、戦略については確実に進展して行くことを約束し、「生化学工業10年ビジョン」達成への意欲を見せました。

役職異動に関しての水谷建氏の思いとは?

こうした背景の下、今回の役員の役職異動が発表されたことから、経営的に厳しくなる「生化学工業10年ビジョン」の中期経営計画中の今だからこそ、代表取締役社長としての仕事のみに集中して、確実なステップアップを図りたいという水谷建氏の考えが伺えます。
111