日本リリー 2014年度の業績発表、売上高2,000億円突破

2015年4月8日に日本イーライリリー株式会社(以下「イーライリリー」)は、都内で記者会見を開き、2014年度の業績についての発表を行ないました。この発表によると、2014年度の売上高は2,105億3,100万円で前年と比較して7%増加した模様です。また、2,000億円を上回る売上高は、イーライリリー設立後初めてです。イーライリリーは、この好調な業績について、主力製品の継続した成長などによるものという見解を示しました。この売上高を支えた主力製品には、抗精神病薬・双極性障害治療薬「ジプレキサ」、骨粗しょう症治療剤「フォルテオ」、抗うつ薬「サインバルタ」、注意欠陥/多動性障害治療剤「ストラテラ」、抗がん剤「アリムタ」などが挙げられています。尚、それぞれの薬剤の薬価ベースに基づく対前年比伸長率は、ジプレキサが4.1%(2014年度売上高:599億円)、フォルテオが23.3%(売上高:480億円)、サインバルタが16.1%(売上高:179億円)、ストラテラが43.3%(売上高:139億円)、アリムタが5.4%(売上高:370億円)となっています。

イーライリリー代表執行役社長パトリック・ジョンソンのコメント

パトリック・ジョンソン社長は、2015年11月に設立40年の節目を迎える日本イーライリリーの業績成長は順調で、既に米国に次ぐ売上となっており、この10年間で売上は3倍以上に拡大していると述べました。また、創立当初の革新志向というモットーを常に実践し続けていることについて述べ、世界に先駆けて産官学共同で創薬を行なうオープン・イノベーションの実施を挙げ、現在も国立がん研究センターと胃がん治療に関する共同研究を行なっていることを明らかにしました。さらに、今後も研究開発に注力し、2020年までに創薬を世界で販売すること、製薬業界で売上トップ10に入ることなどを目標としていると述べました。

イ-ライリリーの今後の業績について

イ-ライリリーは、2014年に4件の承認・適応症追加承認を得ており、2015年3月には抗がん剤「サイラムザ」の製造販売承認も取得しています。また、2015年3月末時点における後期開発品として、17製品における23の効能・効果(予想)および対象疾患名・症状名についての国内での開発ステージも発表されており、2 型糖尿病治療薬「デュラグルチド」が申請中、その他の製品が第?・?相試験中であることが明らかとなりました。さらに今回の会見で、2015年中に5製品の上市を目指すことも明らかにしていることからも、今後さらなる売上高の向上が予想されます。
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