武田がトルコ企業ノイテックの買収を発表、事業強化の目的

2015年02月24日に武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)は、トルコ イスタンブールのNEUTEC(以下「ノイテック」)の子会社である、NEUTEC TOPLAM KALITE(以下「トップラム・カリティ」)を買収したことを発表しました。この買収は、武田薬品の100%子会社であるドイツの武田GmbHがトップラム・カリティの買収を行なったもので、ノイテックの代謝系・消化器系・筋骨格系疾患・呼吸器系領域の13製品のポートフォリオを武田GmbHが獲得する事となりました。これにより、武田薬品のトルコでの事業強化が期待できるものとしています。買収は2015年度第1四半期中に、武田GmbHが各種手続きなどを行なった上で完了するものとしています。武田薬品は、マイルストンなどを含む最大で3億トルコリラ(約145億円)をノイテックに支払うことで買収を完了させ、ノイテックのポートフォリオを得ることとなります。これらの製品は買収完了後もノイテックが現地で製造を続ける模様です。

各社代表のコメント

武田薬品で中近東・アフリカ地域ヘッドを勤めるDanilo Cassani氏は、トルコ市場について今後5年間でおよそ年6%の成長が見込める、東欧・中東の中でも最大の医薬品市場であると述べた上で、この買収によってトルコでの継続的な取組みが行なえることを強調しました。また、トルコにおける武田GmbHの子会社である武田トルコ社の社長Renata Campos氏は、自社のグローバルな能力とローカルな専門性を、今回のポートフォリオ獲得によって活かすことができるとし、これによりトルコの医療関係者や患者により多くの質の高い医薬品を届けられると述べています。ノイテックCEOのMahmut Bilgic氏は、世界でもトップレベルの企業との契約締結について誇りに思うとし、この契約により自社製品のブランディング強化や、研究開発の強化が行なえると述べました。

ノイテックについて

ノイテックは、トルコのトップレベル製薬企業グループで、多様なポートフォリオとレベルの高い自社研究開発能力を持っています。特に、付加価値が高く差別化ができるようなブランド・ジェネリック医薬品に焦点を当てたポートフォリオを有しています。近年では年間成長率10%を超える製薬会社の一つで、呼吸器系疾患などのリーディングカンパニーです。
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