進むコンビニ+薬局の一体型店舗

薬ヒグチとファミリーマートが提携

2014年11月11日ヒグチ産業株式会社と株式会社ファミリーマートは、両店の一体型店舗となる「ファミリーマート+薬ヒグチ鍋横店」を東京都中野区で2014年11月12日(水)午前7時より開店することを発表しました。新店舗は、新中野駅近くの鍋横ビル1階に位置し、店舗面積約128坪、売り場面積約92坪です。尚、この店舗を含めるとこの一体型店舗数は13店です。コンビニエンスストアの「利便性」とドラッグストアの「専門性」を融合させた、「ライフソリューションストア」の実現を目標に作られました。この店舗には約7300種類の商品のうち、約850種類の一般用医薬品(指定2類、2類、3類)が24時間体制で売られる模様です。また、一般用医薬品販売にあたり、ヒグチ産業雇用者の登録販売者8名が交代性で24時間常駐します。さらに新店舗には、広めのイートインスペース(18席)や、薬相談コーナーを設けています。これは、新店舗の立地が新中野駅の商店街の一角であるためで、近隣住民などが買い物や寛ぎスペースとして利用できることを考えて設計されています。

ファミリーマートの新しい取組み

少子高齢化に伴い、2012年にはファミリーマートの客層構成比における50歳以上の割合がおよそ30%となったこと、コンビニエンスストアの利便性の再評価によって女性層の割合が約45%となったことにより、ファミリーマートではこれまでのコンビニエンスストアの枠を超えるようなサービスを提供することとしました。その新規事業の一環として行なわれたのが、このドラッグストア・調剤薬局との協業です。2012年5月に初めて、ヒグチ産業株式会社との一体型店舗である「ファミリーマート+薬ヒグチ淡路町店」を東京都千代田区にオープンさせました。その後も、ドラッグストアや調剤薬局などとフランチャイズ契約を次々と締結し、ドラッグストアの専門性やカウンセリング力に、コンビニエンスストアの利便性を融合させ、地域住民の日常生活を支援するような「ライフソリューションストア」出店を強化してきました。ファミリーマートとのフランチャイズ契約店には、ヒグチ産業を初めとして、大賀薬局、コメヤ薬局、エフケイ、宮本薬局、コスコ、メディカルシステムネットワーク、ファーマライズホールディングスなどがあります。また2014年5月末時点で、ドラッグストアと調剤薬局の13社と一体型店舗を展開しており、店舗数は20店に上っています。

コンビニと医薬品

以前より、コンビニエンスストアには医薬品の取り扱いを希望する声が多く寄せられておりました。改正薬事法施行による販売条件緩和と、ドラッグストアとの協業によって登録販売者常駐が可能となったことで、一体型店舗による医薬品取り扱いが可能となりました。ファミリーマートは、今後も全国の調剤薬局などをフランチャイズ化することを考慮に入れています。また、今後はローソンをはじめ、セブンイレブンなど他のコンビニチェーンの動きにも注目です。
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