武田薬品と大塚製薬が「タケキャブ」国内発売を発表

2015年2月26日に武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)と大塚製薬株式会社(以下「大塚製薬」)は、酸関連疾患治療剤「タケキャブ錠」を日本国内で販売開始したことを発表しました。タケキャブ錠は、武田薬品が創製し、2014年3月末に武田薬品と大塚製薬との間で国内での共同プロモーションの契約締結が行なわれているものです。当契約において、両社は医療関係者に対して情報活動を行い、産関連疾患治療に係る医療ニーズへの貢献を目指すものとしています。また当契約では、武田薬品は大塚製薬より契約一時金として200億円を受け取り、さらに承認時マイルストンも受け取っています。さらに、大塚製薬は売上に応じた対価を武田薬品から受け取ることとなっています。

各社代表のコメント

武田薬品で取締役ジャパンファーマビジネスユニットプレジデントを務める岩?真人氏は、武田薬品はタケプロンの創製など、20年以上酸関連疾患患者と向き合ってきたと述べた上で、大塚製薬と共に酸関連疾患治療の新たな治療オプシンの提供について嬉しく思うと述べました。また、大塚製薬で取締役兼専務執行役員医薬営業本部長を務める玉井進氏は、大塚製薬はムコスタの創製やヘリコバクター・ピロリ感染診断システム構築など、消化管領域で幅広い貢献を行なってきたと述べた上で、武田薬品と共にタケキャブ錠を共同プロモーションできることを嬉しく思うと述べました。

タケキャブ錠について

タケキャブ錠は、胃壁細胞の酸分泌に関わるプロトンポンプ(H+,K+-ATPase)をカリウムイオンによって競合阻害させることで、迅速かつ強力かつ持続的に酸分泌を抑制する、カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB:Potassium-Competitive Acid Blocke)です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食堂炎、ヘリコバクター・ピロリの除菌補助などの治療薬として効果・効能を示し、薬価収載された価格は10mgが160.10円、20mgが240.20円です。
111