ジャパンワクチンが初の製造販売承認を取得 小児用肺炎球菌ワクチンで

2015年3月26日にジャパンワクチン株式会社(以下「ジャパンワクチン」)は、小児用肺炎球菌結合型ワクチン「シンフロリックス水性懸濁筋注」の国内製造販売承認を取得したことを発表しました。この承認の適応は、「肺炎球菌(血清型1,4,5,6B,7F,9V,14,18C,19F,23F)による侵襲性感染症及び肺炎の予防」です。また、ジャパンワクチンは2012年7月2日に事業活動を開始したる感染症予防ワクチン特化企業で、グラクソ・スミスクライン株式会社と第一三共株式会社が折半出資を行なっています。今回の承認取得により、このワクチンが、ジャパンワクチンにとって初めての製造販売承認取得製品となりました。尚、シンフロリックス水性懸濁筋注はグラクソ・スミスクライン株式会社によって開発されたもので、2008年にカナダで承認取得したのを皮切りに、これまでに130カ国以上で承認を受けているものです。

シンフロリックス水性懸濁筋注について

シンフロリックス水性懸濁筋注は、キャリアタンパクに破傷風トキソイド・ジフテリアトキソイドと無莢膜型インフルエンザ菌由来プロテインDを結合させた小児用肺炎球菌結合型ワクチンで、海外における、4万人以上を対象とした侵襲性肺炎球菌感染症および2万人以上を対象とした細菌性肺炎の大規模臨床試験で、その有効性が確認されているものです。また、接種方法が筋肉内注射のため、接種部位が限られているにも拘らず、ワクチンを大量に接種する必要のある乳幼児にとって、とても有用なワクチンと言えます。さらに、日本で初めて小児の肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンとして承認されており、日本の小児の病気による死亡原因の上位を占める肺炎の感染予防として、シンフロリックス水性懸濁筋注は大きな貢献をすると考えられます。

ジャパンワクチン代表のコメント

今回の承認に係り、ジャパンワクチン代表取締役社長の石切山俊博氏は、ジャパンワクチンが初めて製造販売承認を取得したこのワクチンが、小児の肺炎球菌感染症予防のための新たな選択肢を増やす為に臨床開発したものであると述べ、今後も信頼性の高いワクチンの開発を行なっていくとしています。
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