メディカル・データ・ビジョンがOTC医薬品データ分析サービスを開始

2015年2月16日にメディカル・データ・ビジョン株式会社(以下「メディカル・データ・ビジョン」)は、自社が保有しているおよそ900万人分の医療データベースを基にした、OTC医薬品等のデータ分析サービスを開始したことを発表しました。メディカル・データ・ビジョンは、医療情報のネットワーク化に注力しており、当サービスでは、OTC医薬品をはじめとするヘルス&ビューティケア製品(以下「H&BC」)に関するデータを取り扱います。H&BCには、OTC医薬品のほか、医薬部外品や機能性食品、医療器具なども含まれています。当サービスは、セルフホリスティックケアおよびセルフメディケーションに注目が集まる昨今の時代の流れを受け、製薬企業がオプティマル・ヘルス製品の開発および上市を行なう必要があることに着目したものです。製薬企業が生活者のニーズや市場の実態を調べる為に、医療現場の医療用医薬品の処方実態や急性期病院の診療情報などのデータベースを反映した、生活者の実態に即したデータ分析サービスを提供することとなりました。これにより、現在主流となっているマーケティングリサーチや物販データ解析などのように、情報バイアスがかかる心配もなくなり、購買者と使用者のギャップが発生するといった課題もクリアできます。メディカル・データ・ビジョンでは、これまでにも製薬会社や研究機関などに対して、自社が診療情報の二次利用提携を行なっている急性期病院から得た、医薬品の処方実態を提供してきました。今回の新サービスは、こういった診療データベースおよび分析ノウハウを活かしており、主にOTC医薬品業者に対して、OTC市場把握やターゲティング・ポジショニングにおける戦略構築に使える分析結果を提供するものという位置づけです。

新サービスの提供内容について

スイッチOTC導入の際の市場実態や機能性食品開発などに関する市場実態などの把握のために、アドホックサービス、定型レポートサービス、冊子型年次レポートを提供する模様です。また、診療統計データおよびインサイト調査データを組み合わせた分析結果なども提供する見込みです。

メディカル・データ・ビジョンが提案する新サービスの提供例

メディカル・データ・ビジョンは、今回の新サービスの提供例として、「スイッチOTC導入」「機能性食品新製品開発」を挙げています。スイッチOTC導入では、処方患者属性や処方箋ランキング、処方患者数の推移などのデータ提供を、機能性食品新製品開発では、患者属性や処方箋などのデータ提供を行なうとしています。
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