英GSKと東京都健康長寿センターがバイオエレクトロニクス共同研究契約を締結

2015年1月9日にグラクソ・スミスクライン(以下「GSK」)は、地方独立行政法人・東京都健康長寿医療センターと共同研究契約を締結しました。この契約は、GSKがバイオエレクトロニクス研究に関して日本では初めて締結したものです。GSKはこれまでに、4大陸の25学術機関とバイオエレクトロニクス研究の提携を行なってきており、今回の日本との共同研究では、神経のホルモン分泌制御の程度を調べることで、ホルモンレベル異常の患者の治療がバイオエレクトロニクス技術によって将来的に可能となるかを概念実証試験することになっています。この共同研究は、東京都健康長寿医療センターの堀田晴美テーマリーダーの神経および臓器機能の同時測定の研究経験を基に行なわれます。GSKバイオエレクトロニクスR&D部門の他の研究者たちとのネットワークに堀田テーマリーダーが参加することにより、堀田テーマリーダーの研究分野は専門性とテクノロジーの融合を経験することとなり、バイオエレクトロニクス技術開発の治療仮説に対してとても重要な試験を行なうことが出来る見込みです。

バイオエレクトロニクス技術を用いる医療について

比較的新しい分野で、将来的に従来の錠剤や注射器に替わる移植可能な小型医療機器といった、新たな治療をもたらす可能性を秘めています。神経の電気信号の読み取り・修正を行なうプログラミングを行なうことで、炎症性腸疾患から糖尿病に至るまで、様々な疾患治療が可能になることが期待されています。GSKでは2013年以降、この分野に関する研究に対し、多くの投資を行なってきています。

今回の契約締結における各代表のコメント

GSKバイオエレクトロニクスR&D部門バイスプレジデントのクリス・ファム博士は、東京都健康長寿医療センターとの共同研究によってバイオエレクトロニクス技術の開発が行なえることを光栄に思うと述べ、バイオエレクトロニクス技術の実現に必要な深い専門知識と経験をもつ堀田テーマリーダーが加わえ、今後も全力でバイオエレクトロニクス研究に取り組んでいくとし、今回初となる日本の研究コミュニティとの共同研究を機に、今後さらなる共同研究の輪が広がることを期待すると述べました。また、東京都健康長寿医療センター堀田晴美テーマリーダーは、GSKとともに医療に革新をもたらす共同研究を行なえることを嬉しく思うとし、この研究成果によって次世代の治療法開発に貢献できることを期待すると述べました。