ノボノルディスクがスウェーデンのカロリンスカ研究所との提携を発表

2015年2月18日にデンマークのノボ ノルディスクファーマ株式会社(以下「ノボノルディスク」)は、スウェーデン・ストックホルムにあるカロリンスカ研究所と糖尿病領域において2月10日(デンマーク現地時間)に提携を行なったことを発表しました。この提携は、博士研究員向けの国際的なプログラムで、ノボノルディスクが全額出資を行います。12名の研究員の糖尿病および代謝の領域に関する研究に対して、3年間の研究助成金をノボノルディスクが支払い、研究はカロリンスカ研究所を中心に行なわれます。ただし、研究交流についてはノボノルディスクのデンマーク内の研究開発施設で行なわれる可能性もあるとしています。尚、この提携プロジェクトは2015年秋頃から研究員4名で開始する見込みで、残りの研究員の発掘については、カロリンスカ研究所とノボノルディスクとの合同運営委員会が責任を負うとのことです。

本提携プロジェクトに関する各代表のコメント

カロリンスカ研究所所長であるアンダース ハムステン教授は、糖尿病研究およびインスリンの世界的なリーダーであるノボノルディスクと提携を結ぶことが戦略上重要なことであるとし、今回の提携によって糖尿病研究の若い研究者を発掘できる非常に稀な機会が得られることを強調しました。また、ノボノルディスクのエグゼクティブ バイス プレジデント兼チーフ サイエンス オフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、カロリンスカ研究所とともに糖尿病の基礎研究および新たな治療の可能性を見出すような科学者の育成を行なうと述べ、この提携によってイノベーションの促進、ひいては糖尿病患者のQOL改善に繋がる可能性について示唆しました。カロリンスカ研究所で研究部門長であるハンス-グスタフ ユングレン教授は、今回の提携について、カロリンスカ研究所が産業界と連携強化を行なっていく意思を示すものであると述べました。

ノボノルディスクとカロリンスカ研究所について

ノボノルディスクは、インスリン発見後すぐの1923年よりインスリン製造販売を行い、90年以上糖尿病ケアの研究分野で世界をリードし続けています。現在6,000人以上の従業員がデンマーク、米国、中国、インドにある研究開発拠点にて研究開発を行っており、その多くで外部の研究員との共同研究を行なっています。また、カロリンスカ研究所は、スウェーデンで行われる医学学術研究の40%以上を行なっている、世界的に見ても有数な医科大学の1つです。